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購入前の考察・または欲しいものを妄想…
昨年車を購入したのですが、そのときにカタログギフトでステンレスダッチオーブンをゲットしました。双葉工業製で、 SOTOのG'z G-ステンレスダッチオーブンに似てます。初心者にとって、ダッチオーブンってのはややハードルが高くて、特に薪や炭を使って調理する場合、火力の調整が難しそう。実は、コールマンのパワーハウスツーバーナーを購入した理由の一つは、ダッチオーブンを使うためでした。シングルバーナーでは、さすがに安定感が厳しそうだし、ホワイトガソリンの方が、長時間の調理に向いてそうなのが選択の理由。というわけで、ダッチオーブンに挑戦です。
いきなりオリジナルの料理は難しいので、解説本を購入。本屋さんへ行くと何種類かの解説本が並んでいますので、好みにあった物を購入するとよいでしょう。とりあえず、火加減の調節とか、プレヒート(余熱)時の温度の判定方法などが解説されている物が良いでしょう。
今回は、本屋さんでこの本を選択しました。火加減や、プレヒート、シーズニングなどのメンテナンスについて一通り解説された入門書といったところでしょう。いくつかの料理を試してみた感じでは、非常に簡単に調理出来る物が多く、料理に慣れていない人でも大丈夫でしょう。
一回目という事で、とりあえず上火の必要ない物を選択しました。トマトケチャップをベースにした煮物です。下火だけなので、炒めて、煮るだけの料理です。吹かない程度の火加減に調節する以外はこれといって、難しくもなく、非常に簡単でしたが、やや寒い時期のキャンプだったので、体が温まりました。
こちらは、上火を使用した焼きリンゴ。上火は練炭を使用しました。ステンレスダッチオーブンという事もあってか、本に書いてある火加減だと、やや時間がかかるようです。やや、熱伝導率が低い事がネックなのかもしれません。焼きリンゴは、りんごの芯を繰り抜いて、砂糖とシナモンを入れて、後はひたすら温める感じ。これも非常に簡単に出来ました。アルミホイルで、鍋を覆うように書かれているのですが、ちゃんと覆わないと鍋にコゲがついて、大変な事になるようです。やや、覆い方が甘かったようで、鍋が焦げ付いちゃいましたw
上火用の炭に練炭を使う場合、やや小さい目の方が良いかもしれません。今回は大きすぎました。
キャンプ用のツーバーナーで無くても煮物なら調理可能かな?って事で挑戦。温度センサーが付いているタイプのコンロの場合は、プレヒート時など温度が上がり過ぎると自動消火してしまうようです。多くのご家庭のコンロに安全装置が付いていると思いますので、オーブンとしての使用は難しいかもしれませんね。
野菜を丸々煮るタイプの料理は、ダッチオーオーブンにとっては得意分野のようです。タマネギなんかは本当に中まで火が入るのか心配でしたが、圧力効果と合わせて美味しく出来上がりました。
まだまだ、それほど難易度の高いメニューには挑戦していませんが、解説本買って、調理するのならば、それほど難しくはない印象です。特にガスコンロや、ツーバーナーを使用する場合火加減の調節が簡単なので、とんでもない失敗にはならないように思います。鍋ごとに、火加減が違うので、その辺りのノウハウは習得する必要があるかもしれません。そのうち、パンやケーキにも挑戦してみたいと思います。
初心者に特にお勧めなのは、煮物。弱火で焦がしさえしなければ、比較的上手くいくように思います。ステンレスダッチオーブンの場合は、弱火とは言っても、気持ち強い目が良いようです。
パワーハウスツーバーナーですが、燃料の量が少ないと正しく加圧出来ない事が有るようです。火力が上がらない場合は、やや、燃料を増やして再度ポンピングした方が良いようです。
Coleman(コールマン) パワーハウスツーバーナー 413H499J
本体の他に燃料をタンクに入れるためのガソリンフィラーなどが必要です。残ガソリン抜き取りポンプはお勧めです。
できれば、有った方が良いアイテム
ポンピングは指が痛くなるので、スーパーポンピングの購入をお勧めします。ハイスタンドは、バーナー用のスタンドです。
ゼロからキャンプを始める!Percussion cap
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