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購入前の考察・または欲しいものを妄想…
キャンプでは、椅子やテーブルは無くても何とかなりますが、テントと明かりが無くてはどうにもなりません。せっかく作った料理を食べる事も儘ならないですね。また、最近では、防災アイテムでまず手に入れたいアイテムとしても人気が出ています。
という訳で、各社から価格帯も性格も全く違ったランタンの中から自分に向いたランタンを選ぶのは、意外と難しいですね。種類の多いランタンの中から、キャンプの夜を快適に過ごせる製品を選んでゆきたいと思います。
電池式 GENTOS EX-700RC と、ガスランタン SOTO ST233 。ST233はカセットガスを使用するランニングコストに優れたガスランタン。オレンジ色のグローブで虫が寄りにくいです。
キャンプ用のランタンを選ぶ場合に燃料式にするか、電池式にするかは大きなポイントです。燃料式には、電池式には無い独特の雰囲気があり、やはり実際に燃料が燃えている良さはあります。欠点とされる燃焼音さえ、燃料式のランタンの存在感を主張する特徴とも取れます。
また、一般的に光量が大きなランタンが多く、サイト全体を照らすような役割の場合は、大型の燃料式ランタンが向いています。
燃料式のランタンは、サイズの割に大きな光量を発揮できるとも言えます。
このような燃料式のランタンですが、問題点も有ります。実際に燃料が燃えている訳ですから、火傷、酸欠、火災などの危険性が付き纏います。当然、テント内での使用は自己責任となります。また、マントルと呼ばれる発光部の扱いも初心者には、ややハードルが高いですね。
マントルは使用前に空焼きが必要です。一度経験すれば、難しく有りませんが、ややハードルを押し上げているのは事実。
さて、燃料式のランタンは一定のメリットや雰囲気が有るのは分かっているけど、テント内で使えないので、電池式のランタンが絶対に必要となります。燃料式のランタンを持っていても電池式ランタンが必要となると、1台目はまず電池式のランタンを購入するのが無難でしょう。
LEDランタンで製品を選ぶとすると、先ず選択肢として上がってくるのは、GENTOS EX-777もしくは、リモコン機能を搭載したEX-700でしょう。このランタンは実際良く出来た製品で、何も考えずに買ってみるのはアリです。
このランタンは、グローブ(ホヤ)を外して逆さに吊るせばダウンライトとして使用でき、グローブを付けたままにすれば、卓上で使用出来る優れ物です。また、LEDとは言え、電球色なので冷たい印象の光では有りません。
左は白色LEDで光量が大きいGENTOS EX-313CW、右は電球色のEX-700。どちらもグローブを取り外して、逆さに吊り下げて使用出来ます。
GENTOSシリーズはグローブを取り外して、逆さに吊るして使用出来るランタンが多いです。あまり影が出ずに広範囲を照らせて便利ですね。
Coleman リバーシブルLEDランタンは、コールマンらしからぬデザインが特徴。グローブの取り外しが出来ないので、吊り下げ時もサイズが大きいのが弱点ですが、角度によっては眩しいなんて事も無く、優しい光り方が魅力的です。
LEDは、正面方向へ強い光を発する光源ですので、反射板を使用して横方向へ光を誘導するよりも、ダウンライトとして使用する方が効率的なようです。比較的広い範囲に影のない光を配光出来るのもダウンライトの良い点です。
一方で、卓上タイプは、より光源に近い場所で作業が出来るので、卓上をピンポイントで明るく照らせる特徴を持っています。
LOGOS ロケットパワーLEDランタンは、3W白色LEDを2個を搭載し、円錐型の反射板で、側面を強力に照らすランタン。目の高さに置くと眩しいので、置き場所を工夫する必要が有ります。近距離で手元を照らせば確実に明るく出来ます。
LEDランタンは震災の影響で品薄となり、値段が数倍に高騰しました。防災用品は普段から少しずつ買い集めておくのが良いでしょう。また、震災直後は、単一電池が品薄となりましたので、単三電池を使用するタイプも持っておくと便利です。単三電池は、エネループなど充電電池も多くラインナップされているので、太陽電池などで充電出来れば、長期間の使用も可能です。
GENTOS EX757は、LEDをつまみで回転させる事が出来るので、グローブを外さずに、吊り下げ、卓上で使えます。単三4本を使用する小型タイプなので、メインランタンとしてはパワー不足ですが、防災用や、メインのランタンから距離が離れて暗い場所を照らすなどに使いやすいです。
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