各種レビュー記事
購入前の考察・または欲しいものを妄想…
キャンプ用の食器ってどうするよ?いろいろ買い込んでみた!も追加しました。
私の場合はファミリーキャンプでは無くて友人達を集めてキャンプに行くスタイルなので、常時参加する人数が変動するのが、道具を揃える上で面倒なところ。食器なんてのは数も必用だし、人数が変動すると劇的に必要数が増減するのが厄介な点です。そこで、勢い紙皿にしておこうぜ!って話になりがちなのですが、やっぱり紙皿ってのは使い捨てのもので、直ぐに水分を吸ってヨレヨレになるし、ゴミも増えるし、風で飛ばされるし・・・と何とも使い勝手の悪い道具だなって思い始めたわけです。
というわけで、今回はキャンプ用の食器を物色することにしました。
食器を探してみて気付くことは普段の生活で使っている食器は殆どの場合は陶器か、ガラス器であること。どちらも高級感があるし、汚れも落ちやすく、デザインの自由度も高いので、普段の生活ではそういった素材でもOKなのですが、キャンプ用となると輸送が必須となるので、破損する可能性が高くなります。もちろんちゃんと梱包すれば破損は防げるかもしれませんが、夜間の暗い食卓では物を机から落とす確立も高くなります。また、重量が重く、梱包によってさらに嵩高くなってしまっては非常に扱いにくい道具となってしまうので、やはり陶磁器やガラス器は選択肢から外さざるを得なくなります。
ステンレスや、チタン製のボールに針金をワッカにした持ち手のついたアレです。何ともキャンプしてる感を盛り上げてくれるワイルドなデザインと、無駄を徹底的に省いた機能美、スタッキング出来る便利さが購買意欲を盛り上げてくれるキャンプ用の食器です。実際、周囲に聞いてみても、アレ欲しいですよねって話になることも多くて、どうやら皆が共通して憧れるキャンプ用品の1つのようです。そのうえ、計力カップとして使えるように目盛りまで刻んであったり、私のために開発された商品なんじゃないだろうか?って思える商品です。
その上、チタン製なら熱伝導率が低いので、直火にかけて暖めてもシェラカップの縁が熱くならずヤケドしないとのこと。これは、チタン製のシェラカップを買うしかないだろう!ってところまで行っていたのですが・・・
しかしです。このチタン製のシェラカップ薄くて強度が有るので、猛烈に軽いんですよね。軽いのは悪いことではないのですが、強風下でチタン製シェラカップは飛ばないのか?って疑問が・・・実際こればっかりは試してみないと分からない部分だし、風の強さにもよるのでしょうが、チョッと保留にしました。もちろん、1gでも荷物が軽い方が良い登山用ならば、チタン製を選ぶべきかもしれませんね。
ちなみに、シェラカップは選択肢としてはベタらしいです・・・w
形状は、チタン製のシェラカップと同じですが、若干肉厚で重量は2倍ぐらい。店頭で持ち比べてみると、明らかに重たく質感もチタンと比べるとイマイチなので、何となく冴えない商品に見えてしまいます。しかし値段はチタン製の2/3ぐらいで、約¥900。数をそろえるには、値段が安い方が良いんですよね。その上、重さが重い事も風に飛ばされにくいって点では有利に働きます。
メラミン樹脂で出来た食器で、キャンプの解説本などを読んでいると実は一押しらしい。適度な重さがあって、風に飛ばされる心配が無いし、少々落としたりしても割れることが無いので便利との事。欠点は、金属製のカトラリーを使用するとガリっと傷をつけてしまう事があるらしい。まあ、当然と言えば当然ですよね。で、ネットやら店頭やらで物色してみるも意外と種類が少ないんですよね。正直、コールマンかロゴスの物しかないし、雑貨を扱っている店舗を訪ねても子供用の食器コーナーに数種類置かれているだけで、選ぶほどの種類が無いのが残念。ただ、一部カラフルな食器を扱っているお店もあって、食卓に彩を添えるには悪くないかもなって思った。カトラリーで傷がつく点も、箸とスプーンを主に使う点を考えればそれほど難点ではないのかもなと思います。
しかし、レビューなど読んでいると、落とすと結構簡単に割れるとの書き込みもあって、強度的には金属製の食器に劣るようです。輸送中の振動で破損したりは無いとは思いますが、やっぱり、キャンプで使う食器は落とす物ですので、若干不安要素では有ります。
何より安いのが特徴で、4人用の10数点食器が入ったセットで2000円弱で購入可能です。弱点はもちろん安っぽい事wまた、素材によっては油汚れが落ちにくい物や、食材の色素がしみこんで色移りしてしまう物もあるので、割り切りが必用な食器です。とりあえず安いので、数セット用意する事も可能で急な人数の増減にも対応が容易な点は優れています。製品によっては、耐熱温度が低い物もあって、熱湯には到底耐えられ無さそうな物もあるので、用途やメニューによっては厳しいかもしれませんね。
スノーピークからステンレス製のスタッキング可能な食器が出ています。サイズや深さも数種類用意されているので、用途に合わせて組み合わせる事が可能です。金属製では有りますが、比較的普段使用しているお皿に近い形状で、いかにもキャンプキャンプした道具が嫌な人には向いているかもしれません。まだ購入してはいませんが、落下に強く、洗浄が容易、適度な重さを備え、スタッキング可能なので持ち運びにも便利と見た目の好み意外は、条件を満たしています。1枚1050円なので、価格は高いのが難点ですね。恐らく飽きなければ10年以上使えると思うので、破損する可能性の有る食器と比べてそれ程高いとは思えません。
ユニフレームからもスタッキング可能なステンレス食器が出ていますが、こちらはシェラカップとお皿の中間を狙ったようなデザインです。キャンプ感を満喫するには、そういった商品も有りかもしれませんね。
やっぱり、手に触れて口をつける物なので実物を見ようと近くのアウトドアショップへ行ってきました。当たり前と言えば当たり前ですが、実際に商品に触れてみるとネットで画像を見ているのとは違う部分も有って、なるほどなって思った。まず感じたのは、割とどの食器も重いこと。ステンレス製のシェラカップだと100gぐらいなのですが、これを長時間持ってると意外と疲れるかもなって思った。なので、それよりも重いステンレス製の食器になると、テーブルに置いて食べるスタイルで無いとチョッと厳しい気がします。それと、手に持って食事をする場合に取っ手がついてないお皿は意外と持ちにくいものなんですね。ボールの方が手をかける場所もあって良いかもしれません。
結果、立食でこの程度の重量と持ちやすさならば大丈夫かなと思えたのはチタン製のシェラカップのみ。チタン製のシェラカップだと重量は40gを少し切る程度ですが、女性も使うことなどを考えると。このぐらいではないでしょうか?持ち手の形も各社いろいろで、私はスノーピークのシェラカップが指をかけやすく持ち易く感じました。やはり実際に手にとってみるべきですね。
今日、店頭に並んでいた中で候補に挙がるのは
この中で意外と高級感が有るのはコールマンのメラミン食器。光沢の有る表面処理で温かみが有るので、キャンプにも日常の食卓の雰囲気を持ち込みたい人ならば、コールマンの食器がベストな気がします。レビューによく書かれている意外と割れるがどの程度なのかは気になるところでは有りますが、メラミン食器そのものが種類も少なく、あまり選択の余地は無いかもしれません。
どう贔屓目に見ても、ステンレスの食器というのはキャンプ道具然としていて、特にこのシリーズはその感が強い気がします。つくりが悪い訳では有りませんが、絶対にあの金属感は嫌だと思う人もいるはずで、是非店頭で見てからの購入をお勧めします。それさえ目をつぶるか、そういった金属製の食器が好きな人にはベストな食器かもしれません。まず破損することは無いだろうし、ステンレスなので錆びず手間もかかりません。持ち手が無いので、熱いものを入れたときにどの程度熱が伝わるのかが興味の湧くところです。
3種類の食器の中で最も尖がったデザインのシリーズ。実際に食べ物が入れば、それ程では無いのかもしれませんが、食器と言うよりは入れ物と言った方がしっくり来る感じがします。つくりはしっかりしていて、重量もそれなりに有ります。熱が持ち手まで伝わりにくい構造らしいので、実際使ってみると結構便利なのかもしれませんね。重量があるので、立食用には向かないと思います。ユニフレームの製品は、しっかりはしていて強度上不安を感じることは無いのですが、代わりに重量が有るのが多少欠点かもしれません。
チタンのシェラカップはベタらしいですが、立食、テーブル使用両方で使えそうなので、とりあえずチタン製シェラカップを4つ購入。風で飛ぶとの噂も有りますので、その辺りは実際のキャンプの中で見てゆきたいと思います。
最近、折りたたみ式の食器が有ると知りました。そこまでやらんでも…ってのは有りますが、これはこれで、アウトドア感が有って良いですね。災害用などに買っておくのも良いかもしれません。高級感はあんまり無いかもしれませんが、地震に遭うと食器とか困るらしいですからね。ディナーセットの方が数が多くてお得です。
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