各種レビュー記事
購入前の考察・または欲しいものを妄想…
ツーバーナーとは、キャンプやアウトドアで使う2口コンロの事。ホワイトガソリンを使う燃料式と、ガスカートリッジを使用するガス式に分かれます。
登山をやっていたのもあって、私にとってアウトドア用のガスバーナーと言えばシングルバーナーしか無かったのだけど、オートキャンプでは用具の快適さに合わせて食事も本格的にやろうぜ!って雰囲気が有って、そうなるとシングルバーナーではどうも役不足な感じがしてきます。
特に不満に感じるのは安定感が低いこと。インスタント麺を作ったり、コーヒーを入れたりするのにお湯を沸かすには問題無いのだけど、調理するとなると、少し趣が違って気ます。大きめの鍋で調理すると、熱が下へ反射されるので、シングルバーナーだとボンベに熱が伝わってしまうのも問題。カセットコンロなんかでも一時期問題になっていましたが、ボンベは加熱されると爆発する恐れが有るので、使用できる調理器具にも、やや制限が出てきます。
もちろん、シングルバーナーでも、PRIMUS P-173のようなバーナーならば火力も十分過ぎるほどで、工夫して我慢すれば調理可能なのですが、そこは、快適さを求めるオートキャンプです。そんなこんなで、やっぱりアウトドアでの調理用にツーバーナーが欲しくなってくるのでした…
登山に行っていたのも有って、ガスバーナーといえばプリムス。このひとつ前のモデルP172を持っています。コンパクトタイプと違い、バーナーヘッドが大きいのが良いです。
キャンプについて解説してるサイトや、書籍によると一押しのツーバーナーはコールマンの燃料式。火力が強く、ガスカートリッジタイプと違い、低温に強くコストパフォーマンスに優れると言うわけです。
Coleman(コールマン) パワーハウスツーバーナー 413H499J
コールマンのガソリンツーバーナー413H。ポンピングが必要だったり、手順がやや複雑だったりしますが、キャンプしてる感は有って面白いです。グループでキャンプに行く場合など、事前に使い方のレクチャーが必要かもしれません。オプションでオーブンなどが出てるのもの良いですね。
カレーをガス式のコンロで作ってみたのですが、やはりかなりの量のガスが必要となってしまって、大人数で食べる量をガスコンロで作るのはコストパフォーマンスが良くないな~と実感。そのうえ、時期が晩秋だったこともあって、ガスボンベの圧力が上がらなくて、手で温めたり軍手被せたり結構面倒な結果となってしまいました。アウトドアでの、調理では室温が比較的高い室内と違い気温が低いので、ガスの圧力が下がりやすいのですね。
晩秋のキャンプでは、友人が持ってきてくれたツーバーナーを使用したのですが、このコンロは家庭用のカセットガスを使用するシンプルなタイプ。気温の高い夏場ならばともかく、少し気温が低いとコンロの熱をボンベに伝えて温めるパワーブースター必須ですね。カセットガスタイプでもパワーブースター付きのコンロならば、もっと良かったのかもしれませんが、ガスカートリッジタイプの限界を感じるキャンプとなってしまいました。
そうなると、やっぱ燃料かな~って事になるのですが、保管とか燃料をこぼしたときの事を考えるとやっぱりチョット抵抗感は有ります。今のところ小さい子供をつれてキャンプに行く事は無いので、子供が悪戯したり、ケガをする事は有りませんが、ご家族でキャンプに行かれる場合は、そういった心配も考えられます。
ヘタレキャンパーの私は真冬のキャンプや登山なんてしないので、とりあえず極寒での運用能力と言うのは必要有りません。そう考えると、パワーブースター付きのガスカートリッジタイプにするか、プリムスのように比較的低温に強いガスカートリッジにするかのどちらかが手軽な感じはします。
そんなこんなで、ツーバーナーの選定を行っていたのですが、年末に故あってステンレス製のダッチオーブンをもらいました…もらった事は良いことなのですが、やはりダッチオーブンが有るとなれば、コンロもできればダッチオーブン対応の物が欲しくなるのが心情…
ダッチオーブン対応でパワーブースター装備と言えば、やはりユニフレーム。
US-1900購入してみましたレビューにもまとめましたが、非常に使いやすくて、お勧めの一品です。誰でも気軽に使えるので、キャンプに行った人皆が調理に携わりやすいのが良いです。
すでにシングルバーナーをプリムスの物にしているのもあって、できればカートリッジは一種類に統一したい気もします。その点も考えるとPRIMUS のP-251も捨てがたいなと迷っています。
US-1900購入してみましたレビューにもまとめましたが、非常に使いやすくて、お勧めの一品です。誰でも気軽に使えるので、キャンプに行った人皆が調理に携わりやすいのが良いです。
すでに、PRIMUSのコンロの質実剛健さと使いやすさは実感していて、安心感があるのと、このシンプルなデザインが何とも良い。風防が無いのは若干気になりますが、まあ、シングルバーナーにも風防無いですけど、消えないですしね。
現在の候補は三つです。コールマンの燃料式パワーハウスツーバーナー、ユニフレームのツインバーナーUS-1900、PURIMUSのファイヤーフレーム・ツーバーナー P-251。
コールマン パワーハウスツーバーナー
燃料が安く経済的、冬期でも使用できる耐寒性。ただし、燃料の取り扱いとポンピングに難有り。
ユニフレーム
ダッチオーブンにも対応する耐荷重。
あれ、ガスじゃ無かったのか?って話はあるのですが、考えてるうちにポンピングが面倒そうとか言ってないで、一回ぐらいはホワイトガソリンのバーナーにも手を出してみる事にしました。煮物を作ろうと思うと、かなりの量のガスを必要とするのも理由の一つです。
何だか、やけに大きなダンボル箱に入って届いたので、とんでもないものをまちがって注文しちゃったのかと思って、ビックリしましたが、中から一回り以上小さな箱が出てきて、ひとまず安心。とは言え、このバーナーかなり大きいんですね。燃料タンク部分が取り外してケースに収納出来るので、大型のアタッシュケースのような状態ですが、厚みが結構有ってアレ?思ったより大きくねぇ?って感じです。
厚みは部分によっては違いますが14~15cmぐらいあります。
お店で見ると蓋が開いてるので実際よりもチョット小さく見えると思いますので、風防兼用の蓋が閉まった状態を想像した方がよいかと思います。ガスカートリッジタイプよりは絶対大きいですね。
ただ、アウトドア系の解説本にも良く書かれていますが、中身はすっからかんなので、バーナー関係の用品を一緒に入れて運ぶことは可能です。燃料は入りませんけどね…
燃料タンクが本体内部に収納された状態で梱包されているのですが、燃料タンクを固定するために入っているダンボールの梱包材のせいで、少々取り出しにくくて一瞬知恵の輪状態でした…
私と同様取り出しにくい人も落ち着いて取り出せば何とかなりますので、大丈夫ですw
コックがいっぱいついて、男の調理器具だなって雰囲気を醸し出しています。
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