各種レビュー記事
購入前の考察・または欲しいものを妄想…
以前にもテントを使用したキャンプの経験は有ったので、テントが基本的にどのような構造になっていて、どうやって立てたら良いのかは、知っていたので今回のテント購入では、そういった知識が役に立ちました。そういう意味ではゼロからの知識で選択したわけではありませんが、個人でテントを購入するのは初めてなので、結構悩む事となりました。
カタログスペックの収容人数程は寝られない
メーカーが公表している収容人数は、かなりギチギチに寝た状態で達成される数値で、荷物や身の回りの物を入れることを考えると、-1人して考えるべきと良く言われます。個人的には、ちょっと余裕を持って寝たければ定員の2/3弱ぐらいが快適かなと思います。6人用ならば、4人。5人用なら3人ぐらいですかね。同じキャンプでも、自分の足で歩く登山と、オートキャンプでは、運べる荷物の量も違いますので、オートキャンプの場合はかなり収容人数よりも少なくなると思っておいた方が良いでしょう。
付属のペグやハンマーは使えない
ペグはテントを固定するための杭なのですが、地面にハンマーで打ち込んで使用し、風でテントが飛ばされないようにする用具なので、非常に重要です。すべてのメーカーの物をチェックしたわけでは有りませんが、テントに付属しているペグや、ハンマーは申し訳程度の物が多いので、どうせ買わなければならないとは思ってました。
耐水圧に差がある
テントの生地が、どの程度の水圧に耐えられるかが大抵の表記されています。1200~2000ぐらいの物が多いようですが、この数値が大きいほど耐水圧が高く雨に強いというわけです。ただし、水は大抵縫い目から入ってくるので、本当は縫製が、しっかりしているかの方が重要かもしれません。これは、実物を見るか購入者のレビューを見て判断するしかなさそうです。天気の悪い日にはキャンプをしないという方法も有ります…
構造がシンプルで設置が楽なモデルが良い
構造がシンプルで素早く設置出来るものが良い。慣れてくれば、どんなテントでもかなり素早く設置出来るようにはなるのでしょうが、やはり素早く設置出来るテントは便利で魅力的です。購入前の設営してみたテントは総てドーム型のテントで、基本的には、対角にクロスさせた骨格にテント本体を固定する構造です。
ここで気になったのは、天井部と下部(サイドポール)が分離構造になっているタイプのテントが有って、内部スペースは広くて良いのですが、部品点数が多くて設置が面倒な事。2本の骨格をクロスさせて、反らせて固定するだけのタイプの方が、かなり速く設置出来て便利です。最近は、メーカーのWebサイトに説明書のPDFが置かれている事が多いので、組み立て方が面倒そうなモデルは避けた方が良いかと思います。
ただし、コールマンのテント解説サイトによると、天井部とサイドポールが分かれている物は部位によって、素材を分けられサイドポールにスチールなど比較的強度の高いポールを使用できる。ポールの長さを短く出来るのが利点と書かれているので、一長一短なのでしょうね。
また、一人で組み立て可能との事です。初心者の私としては、えっ?って感じですが、今度試してみます。
当初から、設置と収容能力の点から基本的にドームテント以外の形式は考えていません。
あまり通気性の悪そうなモデルは避ける
レビューなどで、通気性が悪くて、夏は暑いなどと書かれたモデルは避けました。正直、テントの居住性なんて通気性と、雨が降ったときに漏らない程度しか無いと思うので、居住性については多少は我慢かなと思います。キャンプで暑いのだけは勘弁して欲しいなと思います。
キャノーピー(出入口のひさし)付きテントの方が便利です。
耐火性
キャンプと言うのは、多少タガが外れる部分も有るので、事故の事については、多少考えました。特に、誰かが内部で火気を使って火災を起こした場合には重大な事故なる可能性が高いので、難燃性の素材で作られたモデルの方が良いと思います。火災で溶けたテントが体にへばりついて大火傷を負ったなんて恐ろしい話も有りますしね…
あまり高くないこと…
当然ですねw
有名ブランドでも格安の物も有りますが、条件が厳しくなった時に差が出そうです。
ウエザーマスターとの事ですが、こちらは逆に悪天候にも強そうです。
上記のような点を考えて選択したのは、ロゴスのクイックシステム採用のモデル。一番重視したのは、迅速な設置性ですが、上記の条件もバランスよく満たしています。価格については、より安くて大型のモデルも有りましたが、収容人数よりもクイックシステムの方が重要度が高い気がしたので、今回は収容人数を犠牲にしました。
ペグ打ったりもしなければならないので、Webサイトに書かれているほど速くは設置出来ないと思いますが、このテントの設置は本当に速いです。友人達も、あまりの設置の速さに驚いていました。難点は、テント本体と骨格が一体化されているので、分けて運搬出来ない事。オートキャンプ以外ではチョット使用不能かもしれません。
ちなみに、組み立て時間3分と書かれていますが、さすがに無理じゃないですかね?
また、クイックシステムは、構造上ポール中心部を持ち上げながら展開しなければ作業がしにくいので、2人以上でないと作業が難しいと思います。数人で一斉に広げると、一瞬で組みあがって、爽快です。
クイックシステムのテントもペグ打ちなどは他のテントと同じですので、テントが立ち上がった後の作業は基本的に一緒です。
ロゴスクイックコネクトドーム レビューを書いた時とラインナップが若干変わって、やや大型の300が無くなってしまいました。代わりに、2ルームの小型モデルがラインナップに追加されています。色も、ネイビーブルーから、やや浅めのグリーンに変わっています。型番後半の数字は大抵テント本体の一辺の長さで270は一辺270mmとなります。 収容人数は、270で5人ですが、実際は荷物も収納するので、3~4人と少なくなります。
テントはキャンプの基本となる重要な道具ですが、それだけに奥も深いので、もう少し使ってみてから、またレポートしたいと思います。
ゼロからキャンプを始める!Percussion cap
当サイトはリンクフリーです。