各種レビュー記事
購入前の考察・または欲しいものを妄想…
今年欲しいもので挙げてきた商品は何らかの形で防災に絡むものが多いのですが、実際に防災用途として開発されている物でも欲しい物が有ります。震災直後は欠品となっている商品が多かったのですが、夏を過ぎてそろそろ、品不足も解消されてきた感が有るので、この辺りで考えてみようと思います。
有れば便利かなと思うものを順次追加してゆこうと思います。
家の耐震化など、多額の費用がかかる対策も有りますが、家具の転倒防止など出来る部分から進めてゆくべきでしょう。何しろ相手は天災ですから、多少でも被害が軽減出来れば、良しとするべきかと思います。
我が家は築数十年の古民家な事もあり、天井の強度が弱く、この手の製品の取り付けが難しく困っています。また、全部の家具を固定するには、結構出費と手間がかかります。平時から気長に耐震化を進めてゆきましょう。
天井と家具の間に隙間が出来ないサイズの段ボール箱を入れたり、家具の前面下に板を入れて、やや後ろに傾けるのも多少効果が有るかもしれません。
ホームセンターで購入した製品を何枚かのガラスに貼ってみましたが、慣れてない一般人が貼るのはかなり根気のいるアイテムです。大きなガラスだと、一日1~2枚しか貼れないでしょう。家具の転倒防止以上に大変ですが、ガラスが割れて飛び散るのも困ります…
震災直後には、自分の判断で安全な場所にいち早く避難する事が重要ですが、その後の情報収集を継続して行うには消費電力の少ないラジオは有効です。
大きな地震が起こると危険な落下物が予想されます。避難や、地震後の作業には、やはり安全のためにヘルメットも必要でしょう。 ヘルメットはサイズが分かれている製品も有りますので、購入時に注意して下さい。
マスクは、防ぐべき物質によって種類が分かれているので、用途に合わせた製品を選択する必要が有ります。テロによる有害物質の散布なども考慮に入れると商品選択が難しくなりますが、とりあえず簡易な防塵マスクを備えておくのは良いでしょう。
建物の倒壊が発生している状況下では、粉塵が舞う可能性が高く、ゴーグルが必要となるでしょう。私は眼鏡を使用していますので、眼鏡併用が可能なタイプを選択したいと思います。
釘や針金で手を怪我すると破傷風などに感染する恐れも有りますので、作業にはグローブが必要です。軍手よりは防護性が高そうな製品を検討しています。
夜間の避難や停電した地下街から脱出するにはランタンや懐中電灯よりも両手が使えて、コンパクトなヘッドランプが便利です。たとえ小型の製品でも、暗闇を歩行可能ですので、ヘッドランプの有無はかなり差が出ると思います。小型のものをカバンに忍ばせておくのも良いですね。
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平時便利なスマートフォンや携帯電話も電池が切れたり、水没して使用不能となってしまう事も有るでしょう。やはり、有事にはアナログな道具が頼りになります。
東日本大震災でも、冷たい床や地面の上で避難生活を余儀なくされたとの話が多かったので、有ったほうが良いと思います。折りたたんで簡易枕にするのも有りですね。欲しい物というか、値段もそんなに高くないし、普段のキャンプでも使えそうなので、何点か買ってしまいました。座り心地なら自動展張式の空気を入れるタイプがベストですが、持久戦で破損する可能性もゼロでは無いかなと思うので、リストからは外しておきます。
平時に使っている食器と言えば陶器かガラス器が多いと思うので、大きな被害を受けて使えなくなってしまう物も多いでしょう。軽く調理器具としても使えるコッヘル等用意しておくとよいですね。コッヘルの素材はチタンが軽く、熱伝導率と価格ではアルミです。チタンの方がやや焦げ付きやすいようです。
充電式・ハクキンカイロ ハンディーウォーマー一覧のページでも検証していますが、電気や灯油が無くても使えるアイテムとして、ハクキンカイロは有効なのではないかと思います。ハクキンカイロは触媒反応で、熱を発生しますが、反応を開始するのにライターやマッチが必要です。一緒に用意しておきましょう。
寒い時期はキャンプしない軟弱キャンパーなので、真冬に屋外で寝る機会が無いのですが、被災したとなればそんなこと言ってられませんね。私の住んでいるのは関西の平野部ですが、それでも真冬には0℃前後にはなります。寝袋によく表記されている対応温度は凍死しない程度…といったところなので、実際には-10℃前後対応のモデルは買わなければいけませんね。ちなみに現在のところ6℃対応のイスカの寝袋しか持っていませんが、冬場は屋内でも寒いです。
寒くて寝られないようでは困りますので、住んでいる地域の最低気温を考慮した上で、事前にテストしておくべきでしょう。山間部など気温が下がる地域は大変ですね。
寝袋は意外と嵩張るので、避難時に使用するリュックなどもサイズに合わせておく必要が有ります。
ときどき、寝袋はフカフカしていて、そのまま寝られると思っている人もいるようですが、マットを敷かないとゴツゴツしていて寝られたものでは有りません。夏場は寝袋なしでも何とかなりますが、セットでの購入をお勧めします。
寝心地やコンパクトさで言えば自動膨張式のエアマットですが、空気漏れを起こすと使用不能となるので、持久戦が想定される防災用途では、やや心配です。
防寒・保温シート
災害と言っても大小が有るので、どこまでを考慮するかは難しいところです。ただ、トイレに不自由したとの意見はよく聞きます。やはり、用意するべきなのでしょうね。この辺りは、どの商品が良いのか考えている段階です。水さえ有れば、バケツで水を流して水洗トイレを使用するなんて意見も有りますが、配管もダメージを受けているでしょうから、ダメでしょうね。余計迷惑です。
ゼロからキャンプを始める!Percussion cap
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