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購入前の考察・または欲しいものを妄想…
オートキャンプ場でキャンプをする場合にはテントを設営する場所のすぐ隣まで車を乗り付けられるので、荷物を運ぶ必要が無い。ところがBBQ場などの場合には思ったよりも駐車場と会場が離れている場合が有る。そんな中、目立ち始めたのがコールマン アウトドアワゴンのようなアウトドア用折り畳み台車だ。
アウトド用品では机や椅子など折りたたむと細かったり平に収納出来て便利な用品も多いが椅子など人数分必要なので意外と持ち運びや移動が厄介なものだ。離れた距離を何往復もして荷物を運んでいては疲れてしまう。
これで、道具の移動も楽できるようになって、また一つ問題が解決!と思っていたのだが…宅急便で届いたコールマン アウトドアワゴンの箱は思ってた以上に大きくあれ?こんなに大きいの?と戸惑ってしまった。いや~きっと箱が大きいだけでしょと開封してみるも、キチキチに梱包されていて箱も中身もほぼ同じサイズ…
まずは購入する前にサイズを確認しておくと良いだろう…
後日のキャンプでは、何とか車に載ったので良かったが、普段からギリギリのキャパで車に荷物を載せている人は特に要注意だ。イメージとしては椅子2~3脚分荷物が増えると思ってもらえれば分かりやすいだろう。すでに車の荷物スペース一杯に道具を積んでる人にとっては、許容出来ない大きさになるので、よくよく考えてからの購入をお勧めする。
折り畳み時には非常にコンパクトに…と書きたいところだが、実は折り畳み時にも意外と大きい…この点はやや誤算。
付属のカバーには脱落防止用にマジックテープ付きのバンドがついていたり、中々気が利いている。
さて収納時の大きさの問題は有るが…キャンプ場に付いてしまいさえすれば組み立ても広げるだけで簡単だし椅子や机など一度に運べて非常に便利だ。椅子なら6脚は載るし、机や小物なども合わせて運べる。テントは270cm角の5人用テントがややはみ出し目に載る。300cmの物でも傾ければ載せられるだろう。
実際に引っ張ってみると、草地なのどの不整地では多少抵抗感は有るが、それほど力を入れなくても引っ張る事が出来る。イメージとしては、もっと走行能力が低くて、草地では重く僅かな段差にも引っかかって走らせにくいのかと思っていたので、思った以上に好感触と言える。デカ過ぎると嘆いていた気分も、どこかへ飛び去ってしまう事だろう。
逆に多少のデコボコでは物ともせずに引っ張れるので、動かしていて楽しくなる。引っ張っている途中で転倒しそうになる事も、思った方向に動いてくれないなんて事もなく、操舵性、走破性共にかなり高いので安心して使えるだろう。
今年はコールマン アウトドアワゴンが大流行なので、周囲でも何台も同じワゴンを使用しているキャンパーを見かけた。大きい割に動かしやすい事も有ってか、子供さんが乗ったり引っ張ったりして遊んでいるパターンをよく目にした。思わぬ事故に繋がる可能性も無いとは言えないので注意が必要だが、子供さんでも遊びに使いたくなるワクワク感を持ったアイテムなのは確かだ。
組み立ててみると、何となく大人でも引っ張ってみたくなる。
椅子が3脚入った状態。1/3程度の高さまで入っている感じなので、まだまだ倍以上の荷物は載せられる。
荷物を載せた状態でも草地をそれほど重くなく引ける。やや意外だが、操舵性が高くストレス無く移動できるのが良い。
試しにアスファルトの上も引っ張ってみたが、やはり抵抗感は少なく引っ張りやすかった。水など運ぶのにも良いかもしれない。
勝手に走ってしまわないようにロックがかけられる。今回は緩い傾斜地だったが、かってに走ってしまう事は無かった。
テントやタープを組み立て始めると、色々な袋やアイテムが出てきて一時的に物を置いておく場所が欲しくなる。今回実際にコールマンアウトドアワゴンを使ってみると、とりあえず要らない物を入れておく箱として非常に便利な事に気づいた。そのために買うのは…と思われるかもしれないが、キャスターが付いているので、そのまま車まで運ぶも良し、その場においておくも良しと、ただの箱には真似できない使い勝手で、やや驚いた。タイヤが付いているので、地面との間に空間が確保されているので地面が湿っていても心配ないのも助かる。
ゼロからキャンプを始める!Percussion cap
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