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【レビュー】SOTO『ST-233』虫の寄りにくいカセットガスのランタンを試す!


 

soto st-233 点灯状態

 

Spec

横30cm      
395lux      

 

カセットガスで導入しやすいガスランタンST-233を試してみる

キャンプを初めた当初はLEDランタンを使っていた人たちも、キャンプ場へ行ってみると周囲の人たちが燃料式のランタンを使っていて羨ましくなるなんて経験は有るのではないかと思います。

燃料式のランタンは酸欠や火災の可能性があるので、テント内で使えない事や、マントルの扱い、やけどなどの危険が有るなど、ややハードルが高いアイテムであるのは確かです。

 

LEDランタンの性能も良くなって、実用性で燃料式のランタンを必要とする場面は少なくなってきてはいますが、もともと、キャンプは合理性を追い求めるものでも有りませんし、どこか、火を使って楽しむ遊びではないかと思います。

 

そんな中、今回選んだのは比較的低価格なSOTOのST-233。カセットガスの手軽さと、パワーブースター搭載で最後まで光量が落ちにくく、虫が寄りにくいランタンとして売り出しているので、そちらで知っている人も多いのではないでしょうか?

 

 

ST-233のサイズなど

下の写真を見てもらえれば分かりますが、単一電池3本を使用する一般的なLEDランタンGENTOS EX-777(写真はほぼ同サイズのEX-700RC)と比べると、2倍近い大きさなのが分かります。ST-233は、カセットガスを取り外した状態で畳めるので、実際にはそれほどスペースを取りませんが、取り外したカセットガスと合わせると、それなりの大きさとなるのは避けられません。

 

LEDランタンと効率やサイズで勝負させようって人は少ないと思うので、あまり大きな問題では有りませんが、サイズは一回り以上大きいと思っておいた方が良いでしょう。

 

EX-777と比べるとサイズはこの程度。下部のグレーの部分にカセットガスが入るので、それなりの大きさが有ります。

 

畳むとEX-700より一回り背が高い程度になりますが、ゴロっと大きいので、実際にはかなり大きいですね。カセットガスが取り付けられていない状態では、自重で勝手に縮んでしまうのが、少ない欠点かなと…

 

カセットガスで燃料代の節約は出来るのか?スペックから計算

ST-233は、カセットガスを燃料とするので、燃料式ランタンの中では比較的燃料代が安いのが特徴の一つです。

 

以前からホワイトガソリンのバーナーを使ってきて、やはり気になるのは燃料代。ホワイトガソリンのツーバーナーは思った以上にガス代がかかり、一晩700~1000円ぐらいはかかってしまうようです。ホワイトガソリンは、4Lで3500円ぐらいはするので、自動車用のガソリンよりもかなり高価です。

 

専用のガスカートリッジを使用した場合に、1時間あたりのガス代をカタログスペックから推察すると、カセットガスが約80円、ホワイトガソリンが約120円、キャンピングガスが約200円程度ではないでしょうか?

 

自己責任になりますが、激安カセットガスを使うと、もう少し燃料代は安くなるでしょう。

 

ST-233ならパワーブースター搭載で安定燃焼

今回ST-233を選択したもう一つのポイントはパワーブースターが標準で搭載されている事です。ガスのボンベは使用しているうちに温度が低下し、安定したガスの供給が出来なくなる事が有ります。そこで、ガスのボンベを温める事で、安定したガスの供給を助けてくれるわけですね。キャンピングガスの場合は、ある程度対策が講じられているので、比較的長時間にわたって安定してガスを供給できますが、カセットガスはその辺りが心もとないので、必須の機能と言えます。実際、約一本分のガスを使ってみましたが、最後まで安定した明るさを確保し続けられました。

 

マントルの空焼きは恐れるほどでは無い

燃料式ランタンを使用したことが無い人にとっては馴染みが無いかもしれませんが、燃料式のランタンでは、発光部に耐火性の繊維で出来たマントルという消耗品を使います。破損しなければ複数回使用できますが、ある程度取り替えが必要な部材です。このマントルはランタンに装着後、ライターなどで火をつけて、空焼きする必要が有ります。

 

知らない人は、そうなの?と思う程度かもしれませんが、逆に知ってる人は、面倒そうだなという先入観に邪魔されて、燃料式のランタンに手を出せ無い人もいるはずです。

 

マントルの空焼きは、ランタンに合った型番のマントルを説明書どおり取り付けて火で炙るだけなので、そんなに難しくは無いと思います。LEDランタンと燃料式のランタンでキャンパーとしての格付けに差が出るわけでは有りませんが、価格、燃料ともに手軽なST-233でマントルの扱いなども体験してみるのはどうでしょうか?

 

マントルの交換などを行う場合には、取っ手を取り外します。取っ手が留め金を兼ねる構造になっています。

 

持ち運び時には、リフレクターは内部に収納します。

 

マントルは一枚付属していますが、消耗品なので予備を買っておくと良いでしょう。取り付けは、上から穴を通すだけなので簡単です。特に道具は必要有りません。

 

マントルは、一度燃やしてから使用します。一度焼いたマントルは破損しやすいので注意が必要です。

 

点火装置を内蔵しているので、マントルを焼いてしまえば、後はライターが無くても点火出来ます。ガス栓を捻って点火ボタンを押すだけなので非常に簡単です。

 

 

SOTO ST-233に虫が集まりにくいのは本当?

使用中に虫が集る事は有りませんでしたので、オレンジ色の着色にはある程度効果が有ると思われます。オレンジ色に着色されたグローブが発光に悪影響を及ぼすのでは?と思われるかもしれませんが、もともと、ガスランタンであるST-233は光色が黄色っぽいので、ほとんど気になりませんでした。

 

標準でついてくるグローブ。半分が虫の寄りにくいオレンジ色に着色されています。光の色は一般的なガスランタンとそれほど変わリ無く、思ったほどオレンジでは無いです。そのまま使用出来ますが、光量が必要な場合には、回転させれば透明の面に出来ます。

 

ガスランタンだけ有って、光量は大きい

光量は大きく、一つで10人分程度のスペース(テーブル2つ程度)は十分に照らせるでしょう。狙い通りLEDランタンとは一線を画す明るさを発揮してくれました。

 

ただ、一つのランタンで広い面積を照らすと、どうしても影ができるので、作業をする場合など、LEDランタンで部分的に照らすと良いですね。どのみち、ガスランタンはテント内で使用できないので、LEDランタンが必要となります。

 

リフレクター装着時には、折りたためません。ホヤの中に収納してから折りたたみましょう。リフレクターには蚊取りマットを取り付ける金具が付いてますが、それほど、虫が寄らないので使用頻度は高くないかもしれませんね。

 

無くても行けるけど、一つは欲しい燃料式ランタン

LEDランタンに慣れた人にとっては、ガスのゴーという音や、時々明滅する感じなどは気になるかもしれませんが、いかにもキャンプに来ているという雰囲気作りにガスランタンは良いですね。もちろん、火を使う器具なので、やけどや思わぬ事故を引き起こす可能性は有りますので、小さいお子さんがいる場合には注意が必要でしょう。

 

ST-233は、価格、ランニングコスト共に安く、初心者が買っても特に問題なく使用出来るでしょう。

 

やや、サイズが大きいので、独立したランタンポールなどを用意すると、必要な場所へ移動させやすく便利です。

 

 

 


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