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Spec
300lux | 40lux | 70lux | 単一 4本 |
ニューモデル リバーシブルLEDランタン3が出ています。レビューはこちら
リバーシブルLEDランタンは、2012年のNEWモデルとして登場したコールマンの新製品。逆さ吊り下げによるダウンライトとしての使用を強く意識したモデルです。
コールマンと言えば、どちらかと言えば保守的なデザインで、質実剛健、いかにもアメリカなイメージの製品が多い会社です。
そんなコールマンですが、以前から7W蛍光灯で同様のデザインの リバーシブルテントランタンという製品がラインナップされていました。コールマンらしくないデザインに、やや惹かれていましたが、もう蛍光灯の時代では無いかな?との思いもあって、敢え無く見送り。そうこうしているうちにLEDバージョンの登場となりました。
一体型でホヤそのものに強度を持たせたデザインは、球の取替を考慮しないLEDランタンには向いており、補強材のような支柱を持つランタンよりもスッキリしていますね。
EX-700と同様中心に電球のような発光部が取り付けられています。
LEDランタンでは円錐状の反射板で横方向へ光を拡散させるタイプが多数販売されていますが、イマイチ効率が悪く、最近では反射板タイプは無しかなと思い始めています。
リバーシブルLEDランタンは円錐型の反射板を持たないタイプで光源から出た光は出るに任せる状態です。しかし、LEDは、他の光源と比べると指向性が強いので、基本的には光源正面が明るくなります。リバーシブルLEDランタンで言えば、上方ということになります。
このため、リバーシブルLEDランタンに限らず、LEDランタンは逆さに吊り下げて使用するのが効率良いようです。今後横方向への配光に強いLEDが出てくれば話は変わってくるでしょうが、暫くはこの傾向が続きそうです。
とは言え、リバーシブルLEDランタンの明るさは175ルーメンと比較的明るく、もちろん横方向へも配光されます。卓上での使用に問題は有りませんが、メインは逆さに吊り下げて、タープやテントを反射板として、ダウンライトとして使うのが良いでしょう。
底面にもフックが取り付けられています。
逆さ吊り下げに対応したランタンと言えばGENTOSのEX-777や700rcとの差が気になる方も多いのではないでしょうか?
ホヤを取り外さずにダウンライトとして使用できる点は、スッキリしていて好印象。ただ、サイズが大きいのは弱点とも言えます。このため、逆さに吊り下げる場合に、かなり高い位置にセッティングしないと目障りとなります。やや、ランタンの重量も有るので、ポールの転倒やランタンの落下にも注意した方が良いかもしれません。
リバーシブルLEDランタンのカタログスペックは175ルーメンとかなり控えめ。ただ、EX-700のホヤを取り外して、逆さに吊り下げた状態で比較してみると、光源から1m下の明るさは、ほぼ同程度です。側面がフロスト仕様で円錐状の反射板も持たないため、周辺への配光は弱くなっています。全体としては、EX-700の方が明るいように思いますが、極端に差が有るほどでは有りません。
光源は暖色LEDで、側面がすりガラスのようなフロスト仕様となっているので、目に優しく白色LEDのように目を刺すことは有りません。ナイトライトは、メインの光源とは別のオレンジ色小型LEDが4つ点灯します。ナイトライトはかなり暗く、オレンジ色のため、色を確認したりするには向きません。
コールマンのLEDランタンはスペックが控えめな製品が多いですが、老舗ランタンメーカーだけあって、特定の角度から見ると眩しかったりしないのが良いです。
EX-700RCとの比較。光量の割に、かなり大きなランタンです。
吊り下げた時に、長いのが弱点。
ナイトライトを点灯した状態。4つの小型燈色LEDが点灯します
押しボタンでモードを切り替えるタイプのランタンが多い中で、回転式のスイッチは操作がしやすく好感が持てます。やや、スイッチの回転は固く、パチン、パチンと抵抗感が有ります。もう少し緩くても良い気はしますが、好みのレベルと言えるでしょう。
スイッチは強弱切替とナイトライト。回転式で操作しやすい。
他に気になった点としては、このランタンは、CPX6バッテリーへの対応も大きな特徴ですが、バッテリーとの互換性を持つバッテリーボックスに一度電池を入れてから、使用する点が面倒です。
CPX6バッテリーは、800回繰り返し使え、やや面倒な電池の入れ替えが楽になりそうですが、バッテリーキットの値段が\5,000弱と高く、連続点灯時間が短い事(強で約5.5時間)が購入を躊躇させます。
他の製品と電池を共用出来るなど、CPX6バッテリーの良さは使ってみないと分からないのかもしれませんが、通常の電池専用として、電池の取替えが楽な方が良かった気がします。今後機会が有ったらバッテリーに挑戦してみようかな?とは思いますが、たぶん買わないまま終わりそうな気が…
CPX6バッテリーも使える電池室。
CPX6バッテリーとの互換性を持たせるためのバッテリーボックス。
蓋を開けて、ケースを出して、電池を入れてと、やや面倒
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