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購入前の考察・または欲しいものを妄想…
蛍光灯からスタートした電池式のランタンもLEDに変わり、LEDそのもの性能もよくなってきたので、状況によっては単一電池の大型、中型モデルのランタンで無くても事足りつようになり始めています。
特にオートキャンプなどで使う場合には、それほど大きさが気になりませんが、防災用やバイクキャンプなどで使用する場合には単3もしくは単4 4本程度で使えるモデルが便利です。充電可能な電池を使用する場合も4本を一度に充電できる充電器が多いので、4本で使えるモデルは便利ですね。
正直、一晩キャンプに行く程度なら単一電池は必要ない気がしてきています。また、単一電池と単3電池を変換するスペーサーを利用する場合も多いと思いますが、2本また3本ずつ単3電池を入れるとして、充電しなければならない本数が多くなるのも問題です。
単4電池4本で使用できるランタンで、真ん中がくびれたデザインが特徴的です。単4電池の割には150ルーメンと明るく、キャンプでも暗くなってしまいがちな手元を照らすのに重宝します。単4電池なので容量が少なく8時間の点灯時間はやや短い目ですね。このことからも一晩中点けておくような用途よりは、数時間程度の時間をメインのランタンをサポートする役目で使うのが良いかもしれません。
GENTOSのランタンは逆さに吊り下げて影を少なく広い範囲を照らせるモデルが多いですが、SOL-144Sも逆さに吊るして使えます。他のモデルでは、発光部を覆うグローブを外して逆さに吊るしますが、SOL-144Sはグローブが取り外ししなくても良い構造になっているので、グローブを失くしたり、破損したりする心配も無くて便利です。防水になっているのも便利ですね。
GENTOS EX-1977IS
単3電池4本 100ルーメン 点灯時間12~36時間
EX-1977ISは、前述のSOL-144Sと比べると以前から販売されているモデルで、GENTOSのヒット商品EX-777XPを小型化したようなデザインをしています。単3電池を4本使用し、100ルーメンの明るさ、点灯時間は12時間~30時間となっています。SOL-144Sと違い逆さに吊り下げて使用する場合に、グローブを取り外して使用します。
光量が抑えめで、電池の容量が多いので、SOL-144Sと比べると点灯時間が長めになっている点が違います。弱モードならば、光量が少なくても一晩点けっぱなしなんて使い方も可能かと思います。登場から時間が経っているので、デザインがやや古臭くなってきてはいますが、点灯時間の長さを活かして、普段から枕元で点けておくなんんて使い方も出来ます。
単三電池4本を使用するモデルで、300ルーメンと明るく、白色、暖色切り替え、耐落下4m、防水2mと非常に多機能なランタンです。逆さ吊り下げにも対応していますが、グローブを取り外しできないのでランタンの下に影ができやすいのが弱点です。明るいのと引き換えに点灯時間は8時間と短く、300ルーメンの明るさをフルに発揮できる時間は比較的短くなっています。もちろん、光量を抑えて使用すれば、もっと長い時間使用することも出来ます。
このランタンは何と言っても耐落下4mの強さがポイントではないかと思います。自分ひとりでキャンプに行く場合は問題ないのですが、お子さんや友人と一緒に行くとランタンを落下させてしまう事故は稀に起こります。予備のランタンが有れば問題ありませんが、最低限度の数しか持ってなかった場合は数が減って薄暗い中でのキャンプを余儀なくされます。これに加えて300ルーメンの明るさは心強く、EX-234Dを複数台用意して予備の電池も用意すれば、かなりの働きをしてくれるはずです。
単3電池4本では無いですが・・・
SOL-144Sと似たデザインで単三電池6本を使用するモデルです。370ルーメンと光量が大きく2台あればタープの下など、それなりの面積をカバー出来る明るさです。点灯時間は9時間とそれほど長くは有りませんが、一晩キャンプに行く程度なら十分な能力です。不安でも予備をワンセット持っていけば良いでしょう。
EX-136Sも耐落下2mの能力があり、ある程度の不運な事故をカバーしてくれるのではないかと思います。
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