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Spec
220lux | 単一3本 |
GENTOSと言えばEX-777などグローブを取り外して逆さに吊り下げるスタイルが定番のブランド。やや高い位置にランタンを設置すれば、光源が視界に入らないので眩しくなく、広い範囲に影の少ない光を届けられるのが非常に便利ですよね。
ところが、EX-620LGPは、グローブの取り外しが出来ないタイプとなりました。もちろん、底部にも取っ手が取り付けられているので逆さに吊り下げることは出来ますが、機能としてはオマケ程度。上下にはあまり配光しないので、基本的な使い方は卓上ランタンでしょう。
そこで、多くの人が疑問に思うのは、卓上ランタンなら別にGENTOSで無くても…ってところだと思います。
特徴的な発光部は、スイッチOFF時にはただのプラスチック板のようです。白色の樹脂版で光が拡散されるので、今までのランタンと比べて、柔らかい光を発します。
EX-620LGPは、グローブの取り外しを諦めた事で非常に横方向への配光に強いモデルとなっています。今までGENTOSのランタンは横方向への配光に弱く、卓上ランタンとしては物足らないモデルが多かっただけに、その穴を埋めるモデルとしてかなり意味が有るのではないかと感じています。
現在のところ、暖色系ランタンで横方向への配光では、他のランタンよりも優位と言えます。
GENTOSの従来モデルは、グローブが野暮ったい雰囲気だったので、透明になって多少改善されたのも良いですね。
また、GENTOSの従来モデルでは、グローブ使用時に反射板やグローブが均一に光らず一部分だけが明るく目障りな印象が有りましたが、620LGPは発光部が均一に光るので、そういった煩わしさが有りません。
EX-620LGPはEX-777や700と似た外見ですが、やや汎用性が低い印象です。置き換わる後継機というよりは、GENTOSの従来機が苦手だった横方向への配光が得意なランタンと言えるでしょう。
吊り下げ型のランタンで広い範囲をある程度照らしておいて、手元を620LGPで照らすのが良さそうです。個人的には、2台目か3台目に買うのがお勧めです。もちろん、EX-620LGPを最初から買っても困る事は無いでしょう。
卓上ランタンは、吊り下げ型のランタンよりも近い距離に置けるので、より効率的に明るい光を使えるのは大きな利点です。
グローブ内に支柱などが無いので、周囲に目障りな影が出ません。光は柔らかくなりましたが、直視すると眩しく光源が視界に入ってしまう卓上ランタン独特の弱点は残っています。
電池は単一三本。スペーサーでも問題なく使えました。
700RCと比較すると、やや幅が広いです。グローブがクリアになって、スッキリした印象。
上から見ても一回り大きい。
GENTOSお馴染みの折りたたみ式フックも付いています。付属品はフックと取説だけです。
クアッドLEDランタンは、こんな人にお勧め。
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