【レビュー】GENTOS『EX-777XP』単1電池3本で大光量の定番LEDランタン 防災・キャンプの夜を快適に！
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| 540lux | 65lux | 87lux |
GENTOS EX-777XPはキャンプ場で必ず見かける定番ランタン
GENTOS EX-777XPは、定番中の定番と言えるLEDランタンで、キャンプに行けば周囲で誰か使っているのを目にします。何かLEDランタンのお勧めを聞かれたら、EX-777XPの名前は上がるでしょう。なぜ、こんなに普及しているのか、初心者の方のためにも特徴を上げてみましょう。
- 単一電池3本を使用する比較的小型のランタン。
- 暖色LEDで小型の割に明るい。
- 明るさは強弱二段階切り替え。
- グローブを取り外して逆さ吊り下げで使用できる。
- 機能が絞られているので、比較的安価。
GENTOS EX-777XPは、とりあえずグローブを外して逆さ吊り下げで使ってみよ!
EX-777XPを語るときに外せないのが、グローブを外して逆さに吊り下げられる事でしょう。このグローブを外して逆さに吊り下げられる機能は画期的で、２８０ルーメンの明るさと合わせて、広い範囲を影を少なく照らす事が出来るので非常に便利です。EX-777以前のランタンのデザインでは、周囲を均一に照らす事は難しく、必ずランタン自身の影が入ってしまいました。影が出なくなった事で、画期的に使いやすくなったと言えます。
GENTOS EX-777XPはグローブを取り外して逆さに吊り下げて使用できるのが最大の特徴です。ほとんどグローブを外して使用するので、グローブ無くても良いんじゃないだろうか？なんて思ってしまう程です。
底面のフック。このフックを利用して逆さに吊り下げで使用します。
EX-777XPは明るさなど問題なく安心して使える
EX-777XP発売から時間が経ってきているので、必ずしも一番明るいランタンとは言えなくなってきています。それでも、価格がこなれている事を考えると未だにコストパフォーマンスが高く、まず買うにはお勧めのランタンです。
とりあえずEX-777XPを2個と、手元を照らす小型のランタン1個買っておけばファミリーキャンプを始められるでしょう。
２つもいるのか？って思う人もいるかとは思いますが、光は光源から離れると急激に暗くなるので、かなり明るいランタンでも少し距離が離れてしまうと暗くなってしまいます。このような点から、ランタン一つでサイト全体を明るく照らすのは中々難しいので、タープの下全体を均一に照らすのにランタン2個は欲しい。何も考えずに買ってみても困るようなランタンでは無いので、まずは１~2個買ってみるのも良いでしょう。
EX-777XP１個で8畳程度の部屋なら作業に支障が無い程度に明るく出来るのではないかと思います。
リスク管理からも複数のランタンに分けるのが安全
キャンプでは、注意していても不測の事態が起こる事は有ります。ソロキャンプなら自分一人が注意していれば良いかもしれませんが、道具の扱いに不慣れなメンバーや、お子さんがいる場合にランタンを落下させて破損させてしまうなんてトラブルは起こりがちです。
特にEX-777XPはある程度の高さに逆さに吊り下げて使用する事もあって、落下した場合に破損する可能性が高くなります。
１つしか持って行ってないランタンを破損してしまった場合暗闇でキャンプをすることになってしまいますので、個人的にはEX-777XPクラスを２個と小型のランタン１個の合計３個がファミリーキャンプでは定数ではないかと思っています。
明るいからと言って、大型の燃料ランタン一つしか持って行かないのは、少々危険ではないでしょうか？
EX-777XPの弱点
EX-777XPは特に弱点を意識する必要の無いランタンですが、グローブのデザインが今となっては古く均質に発光しない点が残念です。一部が明るく光るので、視界に入るとやや眩しいく、他のランタンの質感も上がってきているので、やや安っぽく感じます。
もっともEX-777XPでは、グローブを取り外して吊り下げて使用することが多いので、グローブの問題はあまり気になりません。一つ3000円弱の値段を考えるとコストパフォーマンスは高く、まだまだEX-777XPの時代は続きそうです。
取り外したグローブを破損したり紛失しないように、どこに置いておくのかで少々悩む点ではあります。
先にも述べましたが、EX-777XPはある程度の高さで、逆さに吊り下げて使用することが多いです。このため、落下させてしまった場合に、地面の状態によっては破損してしまう場合が有ります。２m程度の耐落下性能を持っていると完璧なのですが…この辺りは、ユーザーの自己管理の範囲と言えなくても有りません。
単3電池モデルか、単１か
同じGENTOSのLEDランタンでもSOL-036Cのように単三電池6本で明るいランタンも出てきています。最近は、エネループなど充電型の電池を使用する場合が多くなっているかと思いますが、単三電池を使用している場合も多く、単1電池を使用するランタンだと、単3電池２～３本を使用するスペーサーが必要となってしまいます。
単三電池６本を使用するモデルと比べると、電池の本数は２本×３で同じですが、スペーサーが必要な点は好みが分かれそうです。
連続点灯時間の長さが必要なら、単一電池使用モデルを選択し、一晩程度のキャンプなら単3電池モデルを選択したり、電池を交換しながら使用するなどの工夫は必要ではないでしょうか？
印(赤い矢印)を合わせて閉める蓋は、やや閉めにくいです。慣れが必要と言う程では有りませんが、この辺りは好みが分かれそうです。
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